【第1回「ボート&トレーラー」釣大会】
  (最終更新日:2007年10月25日)

   ●錦江湾(鹿児島湾)にて2007年10月13日開催
 前々から計画していた釣大会ですが、10月13日(土曜日)に錦江湾にて無事開催することが出来ました。台風の影響もあり当初開催予定の10月8日(体育の日)から延期になった事もあり、仕事等で参加出来なくなった方が多く、参加艇は当初予定の11艇から6艇に減りました。残念ですが安全第一の考えから荒天による延期は仕方がないですね。しかし延期にもかかわらず参加されたみなさん、ありがとうございました。また延期で参加できなくなった方々も大会の成功エールを頂きありがとうございました。
 当日は朝方に波が多少あったものの昼前にはベタ凪となり絶好の釣り日和でしたが、中潮だというのに1日中殆ど潮が動かない状況で魚の食いも悪く、みなさん釣果が上がらず我慢の釣りとなりました。釣大会の模様ですが写真を主体にお伝えします。

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スロープからボートを降ろし、車を駐車場に移動する間、手の空いた人がボートを持ち出航を待ちます

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駐車場にはトレーラーを切り離して駐車します

   ●参加者紹介
 参加艇と参加者は以下の通りです。5艇はA町S漁港のスロープを利用して出港、徳留艇は平川のマリーナからの参加です。S漁港利用のみなさんは集合時間の朝6:00には全員すでに集まり、参加者の確認をして一通りの大会説明をした後ボートを降ろし7:00頃一斉に出港しました。
参加艇 船名 船 長 同船者 住  所 備  考
TomCat 高木   熊本市 大会主催者
SUNSPOT 築地さん   熊本県玉名市  
Dachs 福田さん 高野さん 宮崎県都城市  
hirokaze 渡辺さん 奥様 鹿児島県出水市  
Delta Force U 岡さん 田中さん 熊本県菊陽町  
シーボーイワイド 徳留さん 佐藤さん 鹿児島市 平川から出航

 このほかに延期になったため参加できなくなった薩摩川内市の山崎さんが早朝にもかかわらず仕事の前に現地までお出で頂きありがとうございました。また大会終了後には曽於市の原田さんも仕事の合間を見て駆けつけて来られ本当にありがとうございました。次回は是非ご参加下さい。

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高木艇、TomCat
      
築地艇、SUNSPOT

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福田艇、Dachs
      
渡辺艇、hirokaze

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岡艇、Delta Force U
      
平川のマリーナから参加の徳留艇

   ●釣場の風景
 各艇出航後は自分の釣場を求めてバラバラに散っての釣りとなり、頂いた写真も含め釣っている風景写真が少なくて申し訳ないです。本来なら主催者が参加者の釣場をまわって釣り風景を撮るべきですが、広大な錦江湾で各艇を探すのも難しく、自分も一参加者として釣りに専念してしまいました。私はジギング中心に各ポイントを回りましたが本当に潮が動かない、根の上にボートを止めジギングを開始し5〜6回やって少し根からずれる程度しか流れません。釣り易いのは良いですが、こんな時は魚の食いが悪くなかなか当たりがありません。聞けばこんな状態が1週間ほど続いているそうです。

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いよいよ出港です
      
自分の好きな釣り場に向かいます

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湾奥から見た桜島は感じが違います
      
鯛ラバにヒットしたオオモンハタ

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ジギングに精を出す徳留さん
      
築地さんはエソの一荷釣り

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堤防沿いを探る福田さんと高野さん
      
岡さんにはネイゴがヒット

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今度は鯛ラバにカワハギがヒット
      
田中さん(岡艇)はインチクにネイゴがヒット

   ●参加者のボート&トレーラー
 参加された方々のボート&トレーラーです。遠方から参加のみなさん、お疲れ様でした。

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渡辺さんの愛車とボート&トレーラー
      
築地さんの愛車とボート&トレーラー

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岡さんの愛車とボート&トレーラー
      
福田さんのボート&トレーラー

   ●帰港
 14:30頃には全員S漁港に帰港しボートも上げ、また平川から参加の徳留さんも釣果の入ったクーラー持参で駆けつけて頂きました。

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全員無事に帰港しボートも片付け帰宅準備も完了です

   ●検量と入賞規定
 さあ、いよいよ検量です。今回の釣大会の入賞規定は大会前に私の独断で以下のように決めました。
青物部門(カンパチ、ブリ等)、鯛部門(真鯛、コロダイ等)、底物部門(ハタ、アラカブ等)、其の他に分け、部門別の順位は長さですが魚種が違う場合や同寸は重い方で決定します。優勝は部門別1位の中で重い方を優先します。釣り方は、餌釣り、ジギング、何でも自由です。

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検量風景
      
佐藤さん(徳留艇)は57cm、2.25Kgのイトヒキ鯵

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岡さんのクーラー
      
岡さんは40.5cmネイゴと31.0cmカワハギ

   ●入賞者と表彰
 検量も終わり優勝者と各部門入賞者の表彰式です。結果は以下の通りです。
各 賞 名 前 魚 種 長 さ 重 さ 賞  品
優勝(青物1位) 高木 ハマチ 69.8cm 3.30Kg マリンモーター提供、葵ソニックカラー魚探
鯛 部 門 1位 徳留さん 真鯛 32.5cm 0.60Kg 舵社クーラーバッグとヤマハ・ペンライト
底物部門 1位 福田さん アラカブ 20.0cm ?Kg 舵社クーラーバッグとヤマハ・ペンライト
他魚部門 1位 佐藤さん イトヒキ鯵 57.0cm 2.25Kg ヤマハ11ポケットトートバッグとYAMAHAキャップ
青物部門 2位 岡さん ネイゴ 40.5cm 0.85Kg ヤマハSeaStyleウィンドブレーカー
鯛 部 門 2位 渡辺さん 真鯛 30.2cm 0.40Kg ヤマハSeaStyleウィンドブレーカー

 今回該当者が無く余った賞品は全員に行き渡るように分配しました。また舵社から頂いた青ステッカーはまだボートに貼ってない方に優先的に差し上げました。賞品を提供頂いた、マリンモーター社、ヤマハ発動機(国内マリン事業部 第2事業推進部 商品企画グループ)、舵社に感謝します。本当にありがとうございました。

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私、高木はジギングで69.8cm、3.3Kgのハマチ
      
優勝賞品を頂く高木です

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鯛部門1位の徳留さん
      
底物部門1位の福田さん

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他魚部門1位の佐藤さん
      
青物部門2位の岡さん

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鯛部門2位の渡辺さん
      
ゴミ拾い風景

   ●スロープの清掃
 今回はS漁港を管理するA町に快く釣大会開催を受け入れて頂き、スロープや漁港広場を使わせて頂いたことに感謝します。自分達が使うスロープですからトレーラブルボートのイメージアップや感謝の意味を込めて僅かな時間ですが周辺のゴミ拾いをしました。しかし割と管理が行き届いており、ゴミの多くはタバコの吸い殻や漁船の修理で捨てたネジ類等で少ししかありませんでした。集めたゴミはビニール袋に詰め1箇所に集め、後日A町に回収して頂くように事前にお願いしました。
 今年に入り、このスロープには「水上バイクの乗り入れ禁止」の看板が立ちましたが、トレーラブルボートも乗り入れ禁止にされない様に注意しないといけませんね。

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清掃作業も終わり記念撮影のためにボート&トレーラーを並べ準備完了

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最後にみなさんのボート&トレーラーをバックに記念写真です。
左から高木、高野さん、福田さん、築地さん、徳留さん、佐藤さん、岡さん、田中さん、渡辺さん

   ●釣大会が終わって
 今回の釣大会は初めての開催ということもあり分からないことも多く、何とか予定通り開催して無事に終わらせたいとの一心で、私が1人で取り仕切りました。後でみなさんが言われたように会話が少なかった事は事実ですし、提案された前夜祭やBBQ等をやるには2日間は必要ですが、みなさんの意見は今後の参考にしたいと思います。しかし今回の釣大会で初めて知り合ったトレーラブルボート仲間同士が情報のやり取りやオフ会などでさらに親しくなればと思っています。今度やるときは「手伝います」との申し出もあり、次回はみなさんの協力の下で気軽にやりたいと思います。また写真を提供して頂いた、築地さん、岡さん、ありがとうございました。


   ●スロープ封鎖
 一番懸念していたS漁港スロープの利用ですが、10月21日に行かれた方からその翌日メールがあり『斜路手前で締切ってあり漁船溜りにいた漁師さんに聞いたら「漁港だから漁業組合員以外は使えない」と言われた』とのことでした。
 その事で10月23日、A町役場の担当者に電話して30分ほど話しました。今回の件は数年前から水上バイクや水上スキーと漁民との間でトラブルがあり、その度に閉鎖の話が出ていて6月頃に町の会議で閉鎖の方向に決まったそうです。しかしロープを張って入れなくしてあるのは今日まで知らなかったと言ってましたが、実際は町役場が指示したのかもしれないし、漁協関係者が勝手にやったのかは今のところ定かでありません。ただよく聞くとトラブルというのがスロープの利用上の問題ではなく漁場海域での暴走行為によるトラブルらしく、そのせいで全部閉め出すのは納得がいきません。また、この件に関して何人かの人が役場に訪れたり、問い合わせの電話も数件あったそうです。私の方からは「急に閉鎖するのは問題があるし、その前に何故HPや広報で知らせるとかしなかったのか」と言いましたが、「6月頃に決まって今まで猶予していた」と言うだけで全く話しになりません。また「一方的にこういう事をするなら逆にトラブルが増えるのではないですか」とも付け加えました。トラブルを起こす人は逆上して何をしでかすか分かりませんからね。とにかく漁協が勝手にやったのなら入出港届けを出し真面目に利用している人が使えるように、漁協を説得するようにお願いしましたが、暫くは使えないようですし、この先使えるようになるかどうかお先真っ暗の状態です。
 ここを利用するトレーラブルボート仲間は多いと思うので、みんなで抗議の電話やFAX、または陳情なり署名なり何とかしなくてはと思っていますが、みなさんのご意見をお待ちします。


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